動画を見ながら一緒に自分の顔で試せる新機能登場
米Google傘下のYouTubeは6月19日(現地時間)、クリエイター(YouTuber)が
紹介するコスメ(化粧品)を動画を見ながら一緒に自分の顔で試せる新機能「AR Beauty Try-On」を発表した。
動作動画
現在人気コスメブランドM・A・Cなどがプレビューに参加しており、
今夏から「FameBit」を通じてクリエイターとブランドが利用できるようになる。
FameBitとは
2016年10月11日、インフルエンサーマーケティング企業FameBitを買収している。
FameBitはYouTube、Instagram、Twitter、Facebookなどのソーシャルメディアにおけるブランドのキャンペーンとクリエイターを結びつけるインフルエンサー・マーケティング・プラットフォームを提供している。GoogleはFameBit買収により、スポンサーシップとペイドプロモーションをYouTubeクリエイターが簡単に利用できるようにする。
コスメレビューの新たな可能性
コスメレビューはYouTubeでも人気のジャンル。クリエイターがAR Beauty Try-On機能を動画に追加していると、
YouTubeのモバイルアプリで動画を再生中、画面の上部にYouTube動画が、下部に前面カメラで写した自分の顔が表示される。
ビジネス的要素とすれば、動画にオンラインショップへのリンクを表示しておけば、
商品の売り上げにつながる。FameBitでは、売り上げの10%がYouTube。
YouTubeによると、一部のコスメブランドとのテストでは、
視聴者の30%がこの機能を有効にし、平均して80秒以上バーチャルなコスメを試したい。
AR Beauty Try-Onは、GoogleのAndroid端末向けARプラットフォーム「ARCore」で構築された。ARCoreは、検索結果のAR表示やYouTubeストーリーでのARマスクなどでも採用されている。
動画速報ジャーナルよりコメント
AR Beauty Try-Onの登場によって、
女性にモテるメンズメイクなども人気になってほしいなと思います。